おちゃ的劇場型日記

社会不適合なのに元気な元文系大学院博士課程の現在・過去・未来。人によると波乱万丈らしい。

向いてる/向いてないの境界線:あるいはアラフォー未経験転職について

本日不合格通知が2つ届いた。

これで残りはあと1社になる。

 

もともとアラフォー未経験クリエイター系の職種志望ということで、
厳しいものになるとは予想していたけれど。


二社目の転職活動時は面接まで行って落とされるということはあまりなかったので、
このような結果が続き疲弊している。

一社は落とされた理由が非常に明確で、私の考えが浅かったからであり、これに関しては納得せざるを得ないのだが、ほかは実のところ、よくわからない。

 

大体面接官(の特に役職が上の人)は爆笑し、商談であれば良好な感じで終わるのだが、落とされてしまう。
営業で言えば「ヨミ」(営業の確度。読み)というものがあるのだけど、そのヨミをことごとく外している状態。

薄々感じているのが、私のキャラクターがどうも営業職そのものと受け入れられているきらいがあり、面接官のうちの一人のクリエイター系の人に気に入られなくて落ちているような気がする。チャラく、適当に見えているのだろうきっと。

ものづくりに関する考えも浅いように思う。
面接官に気に入られる答えというのがわからない。実際、手を動かすことが少ないからそういう回答ができていないのかもしれない。
あと、とにかくそっち系のクリエイターになりたいという一心のため、その会社でなければならないというのが薄いのかも。ようするに作業量が圧倒的に少ないのだね。

 

そういったことも頭には浮かぶが、これほどまでに落とされるのであれば、おそらく私は希望のクリエイター系には向いてないのだろうと思うようになってきた。
ここで踏ん張って、一作作り上げてもう一度頑張るということも考えるが、気力が湧いてこなくなってしまった。転職は失敗なのか。営業に戻るのか、割と分岐点にいる。

クリエイター職であろうが営業職であろうが、その人の適正というのはやはりあるのだろうか?営業の面接では正直苦戦したことが一度もない。特に準備せずともすらすらと答えが出てきて、相手も納得する。
クリエイター職に関しては、正直営業のときのような手応えがない。それでも面接官にはある程度気に入られているとは思うのだけど。クリエイター職では、この歳ではそれだけではきっと受からないのだろうな。


ということは、やはり営業系や人と関わる仕事に適正があるということなのかもしれない。
そういうことを布団にもぐってつらつらと考えている。今日なんか6時間くらい布団に潜って考えている。

 

営業がいやで、ものづくりに関わる仕事がしたくて一念発起して仕事を辞めたけれど、失敗だったのだろうか。

 

人生において、一度決めた道を進むのをやめて新しい道を作り始めるというのは、若いときしか許されないという風潮がまだまだある。
しかし人生100年時代、アラフォーなんてまだひよっこ。それでも新しい道を歩み始めることはそんなに駄目なのだろうか。

年をとると、体力が衰えるのは確かにある。でも、若い人とそこまで違うのだろうかね?他の仕事で培った経験が生きることはたくさんあると思うのだけれど。


私は駄目と思わないからこの選択をしたけれど、受け入れる側がそうでないのだから受け入れられることはなかなかない。
自分が成功例として道を作っていくしかないのだ。

 

しかし、私はいけどもいけども人生厳しい道を行く傾向がある。

二社目の大企業で安穏と暮せばよかったのに。あのままいけば出世もできたろう。
アホな人間である。

 

さて、どうするか。