おちゃ的劇場型日記

社会不適合なのに元気な元文系大学院博士課程の現在・過去・未来。人によると波乱万丈らしい。

上司にKAMIKAZE・アタック★

上司が死んだ。社内的に。俺が殺した。ちょっとだけ後悔はしている。
 

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竹尾ワッ太派。

 
事の発端は契約更新面談だった。
大企業とは言っても、おいらはしがない契約社員だった。
なんでも役員の意向で、小さい会社出身者は皆契約で採ると。
 
東証一部上場かなんか知らんが、契約社員への当たりは強く、やらされる仕事はドサ回り、部内で底辺の仕事。正社員は高みの見物。
挙げ句の果ては「正社員より働け、成果を出せ、それなら正社員にしてやる」と平然とのたまう上司たち。
 
だからやってやりましたよ、正社員皆ぶっ倒してやりました。誰がどう見ても部内MVP、それがお茶。
そんで意気揚々と臨んだ契約更新。
突きつけられる契約更新の文字。
頭がおかしい。
 
一報を聞き、同じくドサ回りをやらされている契約社員の同僚たちに広がる動揺。
「私もそうだった。あれだけ苦しい思いをしたのに私も評価されなかった」続々と来る同様の声。
 
では私が倒そう。
そうして上司を猛攻撃で斬りつけた。
事業部長にもぶちまけ、他の上司にも掛け合い、彼の評価がいかにおかしいか、そしてもともと彼の能力がいかに低いかということを説いた。もともと、彼のマネジメント能力は本当に地の底みたいなもので、今のチームになる前も問題を起こしていたから、話が早かった。
 
賛同者が次々現れ、彼らも上司と事業部長に戦いを挑んだ。
事業部長が言った。
契約社員で入ったのが悪い」
 
よろしい、ならば戦争だ。
 

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そこから始まるハンガーストライキ。何もできない無能上司。OKOK、それが君の実力だ。
 
こんな環境で、こんな人達のもとで働くしかないのか、しかも営業で。と思うとあまりにもむなしく、次も決まっていないのに辞表を叩きつけた。
 
正直、部内は結構困ったと思う。
これからさらに営業を強化しようとしている最中なので。
通年で表彰されたの自分だけだったし。
でももう、知ったこっちゃねぇや。
 
肝心の直属の上司は、4月の人事で平社員になる。
めったに降格がない部署なので、相当目立っている。
広がる噂。これまで偉そうにしていた部下たちに次々と手のひらを返されている。
 
役職でこんなに変わるものなのだろうか。
それが正直薄ら寒くもあるのだけれど。
 
それでも、自分のカミカゼアタックが契機になって、残った契約社員の待遇が少しでもマシになってくれたらと心から願っている。