おちゃ的劇場型日記

社会不適合なのに元気な元文系大学院博士課程の現在・過去・未来。人によると波乱万丈らしい。

アラフォーからの未経験転職活動日記(クリエイター編)

いやー、まいったまいった。
ここまで興味持たれない面接は初めてかもしれない。

エージェントに繋いでもらったとあるクリエイター系の企業のクリエイター見習い職の面接に行ってきたんだけど、まぁ、そりゃもう酷い時間でした。

エージェントからはいつもの感じで大丈夫!なんて言われたから意気揚々と午後休を取って4時間ほど近くのサテン(もちろんご迷惑にならないように数時間で店を何個か変えましたよ!)に陣取って、アラフォーになって人生で初めてやった、自己分析や業界研究、想定面接問答集、自分が作りたいもののアイデアなんかを必死で読み返して、頭に叩き込んだ(就職後初めて頭使った)。

いつもより相当入念に身なりを整え、受付に突撃する。作品で彩られたオフィスに入り、面接室に通される。

出てきた面接官はネットで見たあの方々。
クリエイターらしく、スニーカーにジーンズ。超ラフ。サーファー的な?

これまでのご経歴を‥なんて言われたので気合を込めて話したところ、全く反応がない。のれんに腕押しということわざの例文に出るレベル。割りと面白い話もあったと思うんだけど、まぁとにかくご興味を持っていただけない。それが瞬時にわかったので、焦る、から回るというスパイラルに突入。デフレスパイラルよりも深刻なやつ。

まぁ、自分も浅いのだとは思う。アラフォーにして全くの未経験で、なりたい人がゴマンといる業界に竹槍を持って臨んだんだから。うわ滑る志望動機。今後の作りたいあのコンテンツ。受けない。刺さらない。場末のお笑い芸人だってお客さんもう少しは空気温かい。

進行役が話す。「何か質問ありますか?」、面接官、無言。ここで開始15分。死んだと思った。この数年で一番失敗した商談よりも失敗。なんとか挽回しようと色々振ってみるも全くご興味いただけず、それは違うなってやつ。終わったやつ。
あちらは「圧倒された」とおっしゃってましたが、こっちが圧倒されたわ。質問6個くらい考えてたのにあまりのことに1個しか話せんかった。

終わった‥ここまでそれが明確なのは珍しい。

どうせあれやろ、○○社でトップ取った営業がどんなやつかくらいの気持ちやろ!ちくしょー。
見通しの通り、あっさいあっさいやつなんです。なんでトップなんか自分でも実はよくわからんのですよ。クズなんです。

「今の会社を捨てて条件が下がりまくる下働きなんて正気ですか」的なことを言われました。案の定。「うちの会社の営業やる?」ええ、それ何社もクリエイターで応募した企業から言われてます。全部断ってます。おいらの市場価値なんてそんなもんやねんね。
それでも、やりたいなんておいら狂人なのかしら。

そんなわけで、30分もかからなかった面接は終了したのであった。あちらもお忙しいしね!

これまでの人生、面接官は営業経験者が多かったので、面接も割りとサクサクみたいなことが多く、お決まりの質問ばっかりで楽勝、あちらもちゃんと反応返してくれたんだけど、今回は能面ってこういうこと言うのかくらいのレベル。
クリエイターの方の面接にはきっとお作法があって、見事に地雷を踏み当てました。それもきれいに、一歩目からいきましたね。気に触ることいいまくったんだろーなー。

さっさと面接結果だせよ。面接みたいにすぐ出せよ。30分で出せよ。すみません出してくださいお願いします。早くスッキリしたいです。

さて、どうするかなー。戦いは始まったばかり。
半年くらいプータローもあり、なのか?